昨日は体調も良かったので休職中ではありますが障害者グループホームでの支援会議に参加してきました。
そこで最近の利用者さんたちの問題点や支援方法などを話し合いました。
その中でも以前にブログでも紹介した有さんの行動が問題で議題にあがりました。
この有さんのことを考えている中である方を思い出しました。
それは私がケアマネ時代に受け持った生活保護を受けながら独居で生活していた統合失調症の男性です。
初めて訪問した時は畳の上に布団を敷いて常にそこの上に横になっている生活をしていました。
介護保険対象者ではありましたが若く見えました。
古い家の畳は黒くなっており布団も湿っていたのですぐにベットを入れヘルパーさんに掃除や洗濯、食事作りをしてもらうようにしました。
最初の頃はトイレや自宅の前にある自動販売機へ毎日、飲み物を自分で買いに行くということはできていたのですが数年のうちにトイレに間に合わなくなり部屋にポータブルトイレを置くようになりました。
段々とそれにも座ることができなくなりベットの上での失禁が多くなってしまいました。
食事も徐々に摂れなくなり病院へ入院。
その後は施設ということになってしまいましたが
当時、私は高齢者のことは理解していたつもりですが精神障害の理解ができていなかったように思います。
今、自分が鬱という病気になり体に鉛が入っているかのように動けない時もありました。
多分、その男性も同じような状態だったのではないかと思います。
今、担当している有さんは知的障害と精神障害もあるためいずれはそのような状態になってしまうかもしれないと思い皆にも伝えました。
今後も問題行動は頻繁になってくることでしょう。
今、私たち支援員にできることを話し合っていきたいと思いました。
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